2008年12月20日土曜日

18日の作品から

今回は18日の上映作品を紹介します。

アブグレイブ捕虜刑務所での米軍による囚人虐待の背景を追った「スタンダード・オペレーティング・プロシージャー(原題)」は、
2008年のベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞しています。
ノンフィクション作家の吉岡忍さんがシャープなメッセージを寄せてくださいました。
→(グアンタナモをぶち壊せ!

「ヴィットリオ広場のオーケストラ」は、さまざまな出自、宗教、言語、文化を背景に持つミュージシャンたちの多民族オーケストラの5年を見つめる作品です。
“彼らがイタリア人あるいはローマ市民になること、 自らの出自を忘れることなくむしろその付加価値を音楽に捧げていることを どのように感じているのかを描きました” (「ヴィットリオ広場のオーケストラ」フェッレンテ監督)

上映は「スタンダード・オペレーティング・プロシージャー(原題)」18日15:10
「ヴィットリオ広場のオーケストラ」は同じく18日18:00です。

2008年12月13日土曜日

映画祭ブログ始めます

第2回を迎えるアムネスティ・フィルム・フェスティバルまで、いよいよ1か月となりました。
前売券も順調に皆様にお申し込みいただいています。
お知り合い、ご友人にも、もっともっとこの映画祭を広めてくださると嬉しいです。

それでは、公式サイトではご紹介できなかった1日目のトークイベントをご紹介します。

1月17日12:35~

<対談> 免田栄氏(元確定死刑囚・再審無罪) × 森達也氏(「死刑」著者、映画監督/作家)



「免田栄 獄中の生」上映後に、トークイベントを行います。
映画「免田栄 獄中の生」は、死刑囚で再審無罪となった最初の人、免田栄さんを描いた作品です。
免田さんが獄中から書いた千通もの手紙を手がかりに、「いのちの作法」「白神の夢---森と海に生きる」の人間派、小池征人監督が記録しました。


上映後にはトークイベントとして免田さんをお迎えし、映画監督であり作家でもある森達也さんと対談していただきます。


森さんはオウム真理教の1人を撮影したドキュメント映画「A」「A2」などを制作し、著書「死刑 人は人を殺せる。でも人は人を救いたいとも思う」では死刑囚、被害者遺族、弁護士といった人々に取材を重ねて死刑制度について考察しています。

どうぞ、ご期待ください。